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客観証拠の重要性増す 広島の放火殺人無罪判決
死刑求刑から無罪 保険金3人殺害 自白に問題点
 広島市西区の放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた被告を無罪とした28日の広島地裁判決は、自白に頼った捜査手法の是非が改めて問われる結果となった。
 逮捕は事件発生から5年余り経た後で、直接証拠が乏しかった検察側は、公判で状況証拠の積み上げによる間接立証を迫られた。殺害された母親の遺体の状況や被告から事件への関与を聞かされたとする親族の証言、被告に多額の借金があったことなど、傍証を列挙。犯人性を浮き彫りにして“外堀”を埋めた上で、立証の決め手となるのが捜査段階の自白調書のはずだった。
 しかし、被告人質問や取り調べを担当した捜査員の証人尋問などで、捜査員が「過去から逃げるな」「逃げている人間は卑怯じゃないか」などと、自白するよう迫っていった状況が明らかにされ、この日の判決では根幹となる自白調書の信用性に疑問が示された。
 長く「証拠の王」とされてきた自白だが、近年は被告12人全員の無罪が確定した鹿児島の選挙違反事件や富山の冤罪事件など、虚偽自白が問題となる事例が相次いでいる。裁判員制度の導入を控え、捜査当局にはより客観証拠を重視する姿勢が求められているといえよう。(清宮真一)


 広島市西区で平成13年1月、保険金目的で母親=当時(53)=を殺害し、放火して娘2人も焼死させたなどとして殺人と現住建造物等放火などの罪に問われ、死刑を求刑された元会社員、中村国治被告(37)に対する判決公判が28日、広島地裁で開かれた。細田啓介裁判長は「自白に問題点があり立証が不十分。被告の犯行とするには合理的な疑いが残る」として無罪を言い渡した。

 最高裁によると、昭和53年以降、死刑求刑事件での1審無罪判決は3例目。広島地検は即日、控訴した。

 中村さんは公判で全面的に罪を否認し、捜査段階の自白調書の任意性や信用性が争点となっていた。細田裁判長は自白について「母親の殺害状況について供述に変遷がみられ、不自然で不合理」と指摘。さらに「犯人しか知り得ない『秘密の暴露』が見あたらない」と信用性に疑念を示した。

 細田裁判長は、判決言い渡し後に中村被告に対し、「シロではない、灰色かもしれないが、クロとは断言できない。冤罪(えんざい)を防ぐための刑事裁判の鉄則を守った。『疑わしきは被告人の利益に』を厳格に適用した」と述べた。

 検察側は、母親の服から灯油が検出されたことや、中村被告に借金があったことなどを指摘し「犯人であることは明らか」と主張していた。

 中村さんは別の詐欺事件の容疑者として、昨年5月に元妻とともに逮捕。起訴後に放火殺人への関与を自供したとされ、13年1月17日未明に母親を絞殺した後、母親宅に放火して長女=当時(8)=と二女=同(6)=を焼死させ、3人の死亡保険金など計約7350万円を詐取した-などとして起訴された。

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