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メインのブログの方で、(この記事、m3ブログにも転載してます。)
「小児科の先生が地元の公立病院にきてくれて」地域としては、
「入院と救急外来の受け入れを希望されていて」地域住民として、何かできることはあるのでしょうか?
という質問がありました。
自分なりに考えたのですが、一度立ち去ってしまった小児救急医療を再開させることは、、、出来うるのか?と。
できないという考えはいくつも浮かぶのですが。

質問された方は、当然、自分でも調べられていて、医師会や開業医を含め、いろいろな障壁に交渉をしようと考えていらっしゃいます。
その方が知っているであろうことも含め、自分なりに以下のように記事としてまとめてみたのですが。

もし、小児救急を自治体や国公立病院が再開させたケースがあるのか?。その他、地域の医師会や開業医の努力でなんとかなるものなのか?など、どんな情報でもいいので、皆様に教えていただければありがたいなと。

私も私なりに考えますが、私の住んでいる大阪は、まぁ、言っても、小児科医は多い方で、小児科医療は機能していて、現実に困った、、、という経験はなかったり、いざとなれば、自分の勤務していた大学病院に小児科の友人先生を使ってでもねじ込める、、、という医者ならではのウルトラCもありましたので、、、。。。

とりあえず、一般論として、以下、述べてみて、、、何が出来るだろうというところで、記事が止まってしまいました。

実際に、どこの段階で、救急再開が難しくなっているのか、、、という細かな話でも、アドバイスできる内容は大きく変わってしまうのでしょうが、、、とりあえず。読者の皆様に期待して、ちょいとアップしてみています。
以下、少しばかりお付き合いくださいませ。

小児科を大規模の病院でやると、ほぼ赤字になる(だから全国で小児科の撤退が続いている)ということがひとつはあると思います。
(小児は処方する薬の量が少なくて薬剤では儲からない上に、手間もかかる、他にも儲からない理由はたくさんあるのですが)
次に、医者を呼べても、小児の採血や点滴をするなど手技の出来る、医者や看護師さんの数の確保が必要であること。
最後には、小児科を開いた限りは、入院や夜間救急などの受け入れをどうするかという問題もあります。

読ませていただいた所、
「小児科の先生が地元の公立病院にきてくれて」外来だけであれば、ある程度可能であると考えます。
「入院と救急外来の受け入れを希望されていて」というのは限りなくハードルが高いのではと考えます。

夜診察と2次救急あたりを「開業医が輪番制」で地元の公立病院(基幹病院)で引き受けて、入院が必要、もしくは3次救急が必要な場合の受け入れ先が複数確保されていること。これが地域で小児科の入院と救急外来の受け入れの最低条件です。

私の知っている大阪北方面(阪大など)相当に広い範囲<豊能広域こども急病センターを参照>です。では、夜間は、基幹小児科病院の先生が輪番で派遣された、たった一つの受け入れ病院に患者を集中させ、そこの先生の判断で、阪大や市民病院などがやはり輪番で3次救急や入院を受け入れています。

大阪市なんかは、さすがに病院が多いので、かかりつけなら受け入れてくれたりしますが、基本は、夜間急病診療所のみ、それも中央のみです。ものすごく待たされます。軽症患者も非常に多いです。

堺市は少し特殊なようで、地域の開業医が地域の小児夜間診察や救急を支えて当たり前という意識が、地域に伝統的にある(と聞きました)そうで、地域の開業医が輪番で支えていらっしゃると聞きます。(開業医が輪番に自ら進んで参加されることは、結構珍しいと考えます。)

地域の医師会が、いろいろな権力?や地域での発言力?を握っていますし、医師会に所属して開業するかどうか。。。
要するにわかりやすくいえば、やくざ(医師会)の縄張り争いとその構成員(開業医)みたいなもの。。。
開業医と勤務医は全く違う生き物でして、、、その辺り、説明すると、、、大変な話になるので割愛します。

えっと、気を取り直して。

ひとつは、小児科は儲からないこと。
ひとつは、開業医に輪番を押し付けるのは、体力的にも精神的にも相当辛い。(正直、やりたくない仕事です)
ひとつは、入院や転院を必要としても、受け入れが絶対に可能な病院がなければ、リスクが高い。(よく、たらいまわしと報道されます)

一番、簡単な解決方法は、自身の自治体で体制を作るのを放棄して、他府県などに丸投げしてしまうことです。
奈良の産科で救急なら、大阪に送れという、アレです。

実際に。
奈良の自治体病院の赤字は全国的にかなり低く、大阪のそれは全国トップクラスです。
(ただし、このデーターは小児科単独の比較ではありません)

大阪の豊能広域こども急病センターのように、数十人も小児科医を確保できなければ、開業医に輪番を頼るしかありませんが、そもそも、基幹病院に小児科医がいない地域には、開業小児科も少ないでしょうから、たった数人で30日回せ、、、となれば、やる前から不可能です。開業医さんは、基本的に個人経営ですから、当直(おそらく一睡も出来ない)明けも外来ですしね。体力が持ちません。


大阪や兵庫の内科の救急でさえ、かなりギリギリです。
ましてや、内科医よりもはるかに数の少ない小児科医が、十分な24時間体制をとることは、、、やはり難しいかなと感じます。

で、否定的な意見ばかり書きましたが。
おそらく、小児科の先生のブログは結構あるので、そういうのを見て、何か参考にするのが、ひとつ。
地域住民が何か出来ることといえば、、、どうでしょう。

小児科医を数人、お金を積んで、、、という程度で出来るほど、簡単な事ではないと思います。
分娩だけなら、一人産科医を招致すればなんとかなりますが。

小児科の患者は、一晩で多ければ、数百人押し寄せる可能性があります。。。お産は、数件ですし、時間をなんとか工面できます。

えっと、なかなか結論にいきませんね。
地域住民が何か出来ること

ごめんなさい、すぐには思いつきません。
また、考えて、何か思いつくことがあれば、書いてみます。お力にあまりなれずすいません。
なお、この文章は勢いで書いたので、わかりにくい点など、たくさんあると思いますが、もし、もう少しここをどうすれば!ってポイントが明確にありましたら、他のブロガーさんにも聞いてみますので、書き込んでいただけると幸いです。

あと、読者の小児科の先生で、何かいい案、あったら、、、同じく、ご教示くださいませ。
コメント
この記事へのコメント
 日本小児科学会は、1次・2次小児医療を提供する「地域小児科センター」の認定制度を導入する方針を決めた。認定制度は、2次医療圏で総合小児医療の拠点病院となる地域小児科センターに、質的向上と一定の成果を求めていくことを目指すものだ。順調に進めば、来年4月の医療計画施行に合わせて小児医療の重点施設となる地域小児科センターの認定を進めていきたいとしている。これは、日本小児医療政策研究会が23日、東京都内で開かれ、日本小児科学会小児医療改革・救急プロジェクトの藤村正哲・小児医療政策室長(学会副会長、大阪府立母子保健総合医療センター総長)が明らかにした。

「地域小児科センター認定基準」試案を検討

 日本小児科学会は、3年前から地域における小児専門医療機能を担う施設として地域小児科センターを2次医療圏に整備する構想を提唱してきた。
  具体的には、既存の病院小児科と地域小児科センターを、グループとして位置付ける。病院小児科は、センターと連携しながら外来診療を中心として身近な小児医療を提供し、入院医療はオンコールで対応可能な範囲の小児患者を中心に対応する。これに対して地域小児科センターは、一般小児科では入院診療が困難で、常時監視・治療が必要な患者の入院診療や、小児救急への対応、夜間・休日診療体制を確保するとしている。
  このため、地域小児科センターは小児医療・保健・教育を実施する総合小児医療の拠点病院とならねばならず、一定の質的担保が求められる。そこで、同学会では「地域小児科センター認定制度」の創設を検討してきた。
  学会内に設置した地域小児科センター認定準備委員会では、「地域小児科センター認定基準」に関する試案をまとめ、現在、学会員に情報開示している段階。会員の意見集約がまとまり次第、同認定制度の概要について公表していく。
  試案では、認定する施設の前提条件として人員配置基準や、圏域における小児科専門医研修病院であること、日本病院機能評価機構認定病院であることを必須としている。
  圏域の小児人口密度に合わせた病床数を満たしているかなどの事項も基準に掲げた。また、小児科医の業務環境に係る時間外・深夜勤務と休日勤務の回数については、合計で5回/月を超えないことが基準。さらに、深夜勤務明けは帰宅を原則とし、週に1日以上の休日を確保することなども基準に盛り込んでいる。
  また、地域小児科センター認定制度の導入に伴い、地域小児科センター協議会を立ち上げ、共通データベースの構築やベンチマーク事業による小児医療の標準化なども進めていく計画だ。
  藤村副会長は、「当面、3年間は認定暫定基準として運用したい。認定基準を達成することは、困難な部分もあるが、子どもたちと次に続く小児科医の未来を開くために必要な課題だ」とし、その間、認定制度としてさらに成熟させていきたいとした。

厚労省・佐藤課長「学会の試みとしては一定の評価」

 厚生労働省医政局指導課の佐藤敏信課長は、日本小児科学会の認定制度構想を、「小児医療の質的担保の観点から、一定の評価ができる。医療計画の中で学会構想を組み込んでいく地域がどの程度あるのか、簡単な状況ではないだろうが、学会の試みとして期待したい」と述べた。
2007/11/29(木) 01:14 | URL | 管理人 遊佐 参考資料? #-[ 編集]
えっと、学会も、医師会も、こんなこと言ってます。

これが現実です。

これが出来るなら、理想ですよね。
できるはずがないんです。。。

いいですね~、で?。誰がやるんですか?。という話です。
2007/11/29(木) 01:27 | URL | 管理人 遊佐 #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/11/29(木) 13:30 | | #[ 編集]
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