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それは予想もしなかった光景だった。
「空間がゆがんでいる?というか・・・ない?」
目の前には小さな銀河系のような黒い物体が浮かんでいる。いや、浮かんでいるというよりも、そこの空間がゆがんでなくなっているよう

に見えるのだった。

「これって、何?」

「先生にもわからないよ、だって先生はお医者さんだからね」
と、安倍くんはまたいつものようにいきなりしゃべりはじめた。下半身丸出しで(笑)
それはとても格好のいい姿ではなかったけれど、遊佐は唐突にこう話し始めたのだった。

「安倍くん、それ治してもいい?」
「うん、いいよ、この黒い何かは多分先生にもわからないだろうけれど、これをきっと先生は治そうとするって思ってね」
「え?安倍くん、これが何だか先生ならわかるんじゃないかって言ったじゃない、騙したの?」
「TOMOさん、ごめん、でも、これで先生の「能力」がはっきりと証明できるんだ。、そして君の能力もボクが解き明かしてあげるよ」
「じゃぁ、やるよ、直接触ってもいいかしら?」
「先生お願いします」
「触ることで、この黒い何か?暴走したりしない?」
「それはダイジョウブ、ボクが保証するよ」
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